あいさつ
新理事長
謹んで理事長就任のご挨拶を申し上げます。
私は令和6年に開催されました総代会に於きまして第10代理事長に就任いたしました。31支部で構成される歴史と伝統ある埼玉県理容生活衛生同業組合の理事長に就任し身に余る光栄であり、又、大きな功績を残された歴代理事長の後を受け、その責任の重大さを感じているところでございます。
さて、組合活動を家に例え、その家長として一家を末永く繁栄するべく努力を惜しまない所存でありますが、そのためにはアンテナを高く、あらゆる情報を収集することが少子高齢化の波に比例した会員数の減少を食い止めるために必要かと存じます。イギリスの諺で「一日幸せでいたければ床屋に行きなさい。一週間幸せでいたければ車を買いなさい。一か月幸せでいたければ家を買いなさい。一生幸せでいたければ正直でいなさい」これは努力を表すものという見方も出来るのですが、私は別の方向から考えました。この場合の床屋は、いわゆるアウトサイダーの床屋でしょうか?それとも1000円カットでしょうか?もはや業界での住み分けは完了していますので、私はお客様が彼らに幸せを求めることは無いように感じます。ですが「一日幸せでいたければ床屋に行きなさい」 そうです、私たち理容組合の理容店にピッタリではありませんか。
今日の天気から始まったり、近所のお話から始まったりしながらお客様をリラックスさせながらお客様のお気に召す髪型に調髪して、お顔をあたり、洗髪をし、ちょっとだけマッサージをして髪をセットする。店を出る時にはお客様の一日を快適な気分にして差し上げる。理容組合加盟店にしか入り込めない究極の仕事です。機械装置の発達したAIにも入り込めない究極の仕事を組合活動発展と共に精進してまいる所存でありますので、今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。